<今シーズン2回目>”渡り鳥”の生息調査 伊豆沼では霧の影響で16日に”延期”(宮城)
宮城県内の沼や河川などで、15日朝 今シーズン2回目となる県の渡り鳥の生息調査が行われた。
伊豆沼での生息調査は、濃い霧の影響で16日に延期された。
栗原市と登米市にまたがる国内有数の渡り鳥の越冬地・伊豆沼。
夜明け前から濃い霧が立ち込め、日の出とともに一斉に飛び立つマガンやハクチョウなどの姿を見ることはできなかった。
伊豆沼や大崎市の蕪栗沼には、宮城県内で越冬するマガンの9割以上が集中しているが、霧の影響で伊豆沼での渡り鳥の生息調査は16日に延期された。
宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団 嶋田哲郎研究室長
「霧がとても濃くて、ガンのカウントができません。飛び立ちのカウントは完全に見えていないと、数は数えられない」
伊豆沼周辺では、1月10日の財団独自の調査で、例年並みのおよそ11万羽が確認されているという。
最終更新日:2025年1月15日 12:20