『報告していない水揚げあった…』塩釜市魚市場の運営会社 実際より少なく水揚げ量を市に報告か 行政処分や岸壁使用料の追加支払いの可能性(宮城)
塩釜市魚市場の運営会社が、塩釜市に対して実際より少なく水揚げ量を報告した可能性があるとして、市が調査を行ったことがわかった。
これは、塩釜市が去年10月に匿名の情報提供を受けて調べていたもの。
塩釜市などによると、塩釜市魚市場を運営する「みなと塩釜魚市場」が、過去に市に対し実際の水揚げ量より少なく報告した可能性があり、宮城県と市では卸売市場法に基づいて調査を行った。
「みなと塩釜魚市場」の水揚げ量の報告に不正があった場合は、県が改善を求める行政処分を行うほか岸壁使用料を追加で支払うよう求める可能性があるという。
「みなと塩釜魚市場」は、ミヤギテレビの取材に対して「塩釜市内の問屋の依頼を受けて、水揚げされた魚の売り上げの一部を架空の会社に支払い、市に対しては報告していない水揚げ量があった」と話している。
最終更新日:2024年6月6日 19:50