「買受人も問屋もみんな待っていました!」今シーズン初『養殖ギンザケ』入荷 市場活気づく(宮城・石巻魚市場)
28日朝、宮城・石巻魚市場では、今シーズン初めてとなる養殖ギンザケが入荷し市場は活気づいた。
28日午前4時半頃、市場には石巻市の鮎川浜で養殖されたギンザケ約5トンがトラックで運び込まれた。
今年は海水温が高い影響で、高温に弱いとされる稚魚の成育が遅れ、去年より1か月ほど遅い初入荷となった。
この後、早速入札に掛けられ、ご祝儀相場もあり最高値はキロあたり1315円と去年より100円ほど高く取り引きされた。
買受人
「魚体が思ったより大きかったので、安心しています」
石巻魚市場・佐々木茂樹社長
「みなさん待っていました。買受人のみなさんも問屋さんも関係者が、待っていました。その水揚げがようやくありまして、結構まとま った入荷でしたので安心しています」
取引されたギンザケは、主に刺身用として全国各地に出荷されるという。