「ベガルタ仙台」と「東北学院」は共同会見を開き、東北学院大・泉キャンパスに整備されるベガルタ仙台の新たな練習拠点の詳細を発表した。

7日　サッカーJ2「ベガルタ仙台」と「東北学院」が共同で開いた記者会見では、東北学院大学・泉キャンパスをベガルタの練習拠点とする具体的な整備計画が発表された。

ベガルタ仙台・北畠泰之取締役「仮称ですが、TG×ベガルタスポーツフィールドについてです」

計画では、東北学院大・泉キャンパスの現在ラグビー場となっている約1万1400平方メートルの土地を「天然芝」のサッカー専用練習場として整備するという。

また、現在サッカー場などになっている8600平方メートルの土地は、「人工芝」の多目的グラウンドとして整備する。

食堂だった施設はクラブハウスとして利用する。

「ベガルタ仙台」は、整備費用として少なくとも3億円を見込んでいる。

ベガルタ仙台・板橋秀樹社長「練習環境を整備することによって、より選手の技量があがる、若い方々の潜在力を引き出す、それがトップチームにもつながり、人材として計画的・継続的な基盤ができあがる」

東北学院ではキャンパスを練習拠点として活用することで、周辺地域の活性化や学生のスポーツ環境の充実を図るとしている。

東北学院・原田善教理事長「プロスポーツがやってきて、ファンの方もたくさんキャンパスの中に入りこんでくる。スポーツパークとしての意味付けは大きいのではないか」

「人工芝」の多目的グラウンドは来春に利用をはじめ、「天然芝」の練習場は来年度の完成を目指すという。