今シーズン初・渡り鳥の生息調査「猛暑も…例年並みの飛来」<宮城>
日の出直前の午前6時。宮城県北部の伊豆沼の観測ポイントでは、宮城県の担当者が双眼鏡などを使いながら飛び立つマガンの群れをカウントしていった。今年は猛暑のため、渡り鳥の飛来も遅れるのではと見られていたが、伊豆沼では例年並みの飛来数が確認されているという。
<伊豆沼・内沼 環境保全財団 嶋田 哲郎 研究室長>
「先月から渡り鳥の飛来が始まっていますが、これまでの様子をみていますと、順調に飛来していると考えています」
伊豆沼ではこれからハクチョウの飛来も本格化し、1月のピーク時には10万羽を超える渡り鳥で賑わいを見せる見込み。