楽天の守護神が新たな挑戦。８日、海外FA権の行使を表明していた楽天の松井裕樹投手が改めてメジャーリーグ挑戦への決意を語った。

〈松井裕樹投手〉
「今季取得しました海外FA権を 行使させていただくことを報告させていただきます」

松井投手はシーズン中に海外FA権を取得。今年が4年契約の最終年という事もあり去就に注目が集まっていたが、本人の口からメジャーリーグ挑戦への決意が語られた。

〈松井裕樹投手〉
「4年契約をさせていただいてたんですが、その契約の際にも(球団に)伝えていて、順調であれば昨シーズン中に取得の可能性があった。その際に海外であれば行使して良いという契約になっていたので、4年契約を結ぶ際に初めて球団に気持ちを伝えました。」

松井投手は今シーズン、史上最年少記録となる27歳5か月での通算200セーブ達成するなどプロ10年間で236セーブを積み上げた。長年チームを支えた守護神が新たな挑戦に挑む。

〈松井裕樹投手〉
「たくさんの応援ありがとうございました。どこに移籍するかわからないが、 僕の投げてる姿で東北の皆さんが元気になってもらえるようなピッチングを見せられるように頑張りたいと思います。10年間、ありがとうございました」

松井投手は「FA宣言選手」として、16日から国内外全球団との交渉が可能になる。