プロ野球・ドラフト会議で、宮城県内からは楽天以外で2人の選手が指名をうけた。

仙台育英学園高校のキャプテン、山田脩也選手(18)は阪神タイガースから3位で指名。去年、夏の甲子園で東北勢初の日本一に貢献。キャプテンとなった今年もチームを準優勝に導くなど、多くの実績を残してきた。

＜仙台育英・山田脩也選手＞
「育英に入って、いろんな野球のことであったり、人としても成長できた。須江先生に本当に感謝したい。」

仙台育英の須江監督も、阪神の本拠地・甲子園での活躍に期待をよせている。

＜仙台育英・須江航監督＞
「甲子園が似合う男。運命とか引き寄せられたなと、大変ありがたいです。ホームグラウンドと思ってるくらい。まさに申し子かなと。楽しみです。」

＜山田脩也選手＞
「この2年間、14試合くらい甲子園でプレーしてきた。運命かなと思う。またあの舞台で野球できるには良かった。これからは自分次第。日々の努力を大切にして頑張りたい」

仙台大学の辻本倫太郎選手(22)は、中日ドラゴンズから3位で指名を受けた。仙台六大学リーグではショートで2度のベストナインを受賞。大学日本代表としても活躍し、世代ナンバー1ショートの呼び声高い選手。仙台大学で野手として支配下指名されるのは初めて。プロでの活躍を誓う。

＜仙台大学・辻本倫太郎選手＞
「まずはほっとしたなというのが最初にでる言葉で、小さい頃からの夢として追いかけてきたのでここからがもう一回勝負だなと思っています。具体的な数字でいうと、ゴールデングラブ賞取れるような選手になりたいっていうのが1つとバッティングで3割を常に残せるような選手になりたいと思っています」