【楽天】秋季キャンプスタート!今江監督「個人のレベル上げをメインに」
楽天は来シーズンに向けて秋季キャンプが始まった。個々のレベルアップをテーマに練習に励む。
1日から15日まで行われる楽天の秋季キャンプ。今年は野手陣は楽天モバイルパークで、投手陣が2軍練習場の2か所に分かれて行われることとなった。自身、監督として初めての秋季キャンプに臨む今江監督は練習前「個人のレベル上げをメインに。一人一人がレベルアップするためのキャンプにしてほしい」と選手たちに話した。
秋季キャンプには飛躍を狙う若手選手たちが中心に参加。野手陣ではおととしのドラフト1位、将来の大砲候補として期待される吉野創士選手(20)や仙台育英出身の3年目・大型内野手の入江大樹選手(21)らが精力的に練習に取り組んだ。
また、シーズン途中からショートのレギュラーに定着。主力として活躍した村林一輝選手(26)。来シーズン1軍でフルシーズン戦うために、秋季キャンプでのレベルアップを誓う。
<村林 一輝 選手>
「走攻守全てのレベルアップが欠かせないので、大きく言うとそこがテーマです。来年(試合に)出ないと今年たくさん経験した意味がないと思っているので(レギュラーを)離さない強い思いを持ちながら、レギュラーとして出るという強い思いは持って、練習に励んでいます」
また、シーズン中の練習では見られないユニークな練習も見られた。サンドバックを使ったトレーニング!バッティングにつながる足腰を強化するメニューで、体作りがメインになる秋季キャンプならではの光景だ。
一方、2軍練習場の投手陣ではルーキーながら先発ローテーションの一角を担った荘司康誠投手(23)や、同じくルーキーで勝ちパターンに名を連ねた渡辺翔太投手(23)。3年目の左腕、早川隆久投手(25)らがレベルアップを図るべくトレーニングに励んでいた。そして今江監督のもと初めてのコーチ就任となった青山1軍投手コーチも初の秋季キャンプ。「初めてのことが多いのでしっかりプランを持って選手の長所を伸ばしたい」と話した。
監督として初めての秋季キャンプを終えた今江監督は・・・
<今江 監督>
「新たな気持ちで迎えて、野手陣・投手陣も見てきて顔を合わせて、また頑張るぞという気持ちが一段と上がりました。ファンの皆さんが喜んでくれる試合が出来るようなチームを作っていきたい」