【去年開校した「不登校特例校」】初めての卒業式 児童4人が学び舎巣立つ 児童の父親は「答辞読むのを見て成長したなと実感」(仙台市)
去年開校した仙台市で初めてとなる「不登校特例校」では、初めての卒業式が行われ、児童4人が学び舎を巣立った。
去年4月に開校した仙台市太白区の「ろりぽっぷ小学校」は、集団での学びが苦手な子どもが通いやすいようにプログラムが組まれた学校で、初めての卒業生となる4人が学び舎を巣立った。
卒業証書を受け取った卒業生は、支えてくれた家族へ花束と感謝の手紙を贈り、感謝の気持ちを伝えた。
卒業生・高橋舞衣さん
「勉強とか人間関係とか、たくさん友だちができて、本当に楽しい1年になりました」
高橋舞衣さんの父親
「きのう、小学校1年生で入ったときのことを夫婦で話していたんですけど、あの時からいろいろなことがあったんですけれど、きょう答辞を読むのを見て成長したなと実感しています」
卒業した児童4人は、春から宮城県内の公立中学校に進学予定だという。