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小4で昼休みに腹パンチ「死ね。この世から消えろ」児童は不登校に 調査委員会いじめ認知<栗原市>

2024年5月16日 20:10
小4で昼休みに腹パンチ「死ね。この世から消えろ」児童は不登校に 調査委員会いじめ認知<栗原市>

この問題は2022年宮城県栗原市の当時4年生の男子児童がいじめを理由に不登校となりその後、重大事態と認定されたもの。
16日、市の教育委員会が公表した第三者調査委員会の報告書ではいじめ防止対策推進法のいじめ定義に基づき調査した20の事例のうち8つをいじめと認知された。

いじめと認知された例

具体的には、ドッジボール中に被害児童が意図的に狙われ、ボールをぶつけられた。
また、昼休み昇降口で腹をパンチされ「死ね。この世から消えろ」と言われ、逃げたら顔などをパンチされ石を投げられた。
さらには防災の授業でタブレットで写真を撮ったら「邪魔だ、どけ」と十数人の子から強く言われ泣いてしまった。などとなっている。

栗原市教育委員会 千葉睦子 教育長
「指摘を重く受け止めております。これから先しっかりと学校と状況、情報を共有しながら見守っていきたい」

報告書では再発防止として教職員の入れ替わりが重なり校内連携が困難だったとする課題には全職員で中長期的な対応方針を共有する仕組みが必要など6項目の提言も盛り込まれた。

今後は市教委は全職員を対象にいじめの理解に特化した研修会を開くなどして再発防止を図る考え。

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