おととし「夏の甲子園」で全国制覇を果たした『仙台育英』の須江監督が、宮城・七ヶ浜町の中学校で講演し、失敗から学ぶことの大切さを訴えた。

仙台育英・須江航監督
「挫折のない人生なんて存在しないし、面白くない」

七ヶ浜町の向洋中学校で行われた講演会には、全校生徒211人が参加した。

仙台育英野球部の須江航監督は、おととし「夏の甲子園」で全国優勝するまでの道のりは失敗の連続だったと自身の経験を振り返った。

そのうえで、「人生は敗者復活戦」という自らの座右の銘を紹介し、失敗を恐れずチャレンジすることの大切さを訴えた。

仙台育英・須江航監督
「失敗から学ぶことがとても大 事、成功ばっかりじゃない、ほとんど失敗するほうが多い」

男子生徒
「失敗から立ち直ることは、挑戦すれればたくさんあるんだな」
「ファーストとレフトをやっていて、いつもエラーとか見逃したり何度も繰り返してきたけれど、仲間たちのおかげで乗り越えてきている」

須江監督の熱い語り掛けに、生徒たちは将来に向かって恐れずにチャレンジする勇気をもらった様子だった。