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南海トラフに備え「海保×赤十字」巡視船で合同訓練 災害科学科生徒も参加

2024年5月23日 20:00
南海トラフに備え「海保×赤十字」巡視船で合同訓練 災害科学科生徒も参加

23日は南海トラフ地震が発生し、救助と処置のために巡視船ざおうで三重県鳥羽沖へ向かうという想定で行われた。

船内では、宮城海上保安部が救助した被災者に赤十字の医療救護班が応急処置を行った。
ケガ人役として多賀城高校の災害科学科の生徒29人も参加した。
また、船上ならではの訓練も…

齊藤千紘 記者
「こちらは、揺れる海の上でヘリを使い、医師や看護師が重傷者を医療施設へ搬送する訓練です」

沖合に出た巡視船からヘリコプターで医師やけが人を乗せて搬送する訓練も行われた。

宮城海上保安部警備救難課 小澤洋輔 課長
「地震というのはいつ起こるか分からないので、日ごろからの準備が大切なものとなります。そのために定期的に訓練を行って、備えてまいりたいと思います」

参加者たちは大災害で一人でも多くの命が救えるよう連携を深めていた。

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