「これが、クマがひっかいた跡…」木に登って柿を食べているクマ目撃 クマの目撃情報10月急増 「出没注意報」から「警報」に引き上げ(宮城)
10月にクマの目撃情報が急増し、宮城県は「出没注意報」から「警報」に23日引き上げた。
色麻町では、24日も木に登って柿を食べているクマが目撃されている。
畑に残された大きな足跡。
エサを求めてこの場所を訪れたクマの足跡とみられる。
畑を所有する川村武治さん(72)「これが、クマがひっかいた跡ですね」
色麻町四竃東原地区の畑では、24日の深夜 午前0時過ぎ、木に登って柿を食べている体長1.3メートルほどのクマ1頭を通行人が目撃した。
川村武治さん(72)「木に登って、柿をこのようにかじっていたりしたんですね」
畑を所有する川村さんは、24日朝 柿の木に クマと見られる爪痕や食べ残した柿を発見した。
川村武治さん(72)「やっぱり怖いですね。作業をしているうちに後ろから襲われたりしたら、ビックリなんてもんじゃないね」
警察によると、付近の民家への被害などは確認されていない。
県は、クマの目撃情報が10月急増していることから、23日 出没注意報を警報に引き上げた。
県はクマを避ける方法のひとつとして、クマの目撃情報マップを公開している。
また、庭先の柿の木などクマのエサとなる果物などは早めに収穫するよう呼び掛けている。