【高校生の売り手市場】来春卒業予定の高校生対象にした就職面接会 少子化などの影響で「全国的に人手不足」(宮城)
来年春に卒業を予定する高校生を対象にした就職面接会が、仙台市内で開かれた。
少子化などの影響で全国的に人手不足で、宮城県内でも「高校生の売り手市場」になっている。
宮城労働局が開いた就職面接会には、県内にある病院や飲食業など84の企業がブースを構えた。
参加したのは、来年春に卒業予定の高校生およそ40人で、仕事内容を尋ねたり自己PRをしていた。
参加した高校生
「人と関わる仕事がしたいと思ってきたんですけど、自分に合った企業を見つけられたらいいなと思って」
「企業の説明会にきてやりがいとかを聞けて刺激をもらいました」
宮城労働局によると、県内の「高校生の求人倍率」は、新型コロナの影響で一時落ち込んだものの、2021年以降増加傾向だ。
2023年8月時点で、県内の「高校生の求人倍率」は「4.45倍」と、前年同時期に比べ0.69ポイント上回り、ほぼコロナ前の水準に戻っている。
少子化や進学率増加が影響して全国的に人手不足で、県内でも「高校生の売り手市場」だという。