「1日も早い停戦を」仙台からも祈り
<JR仙台駅前>
「Free,Free Palestine!(パレスチナに自由を!)」
21日、JR仙台駅前ではパレスチナ人留学生らが即時停戦の声を上げた。
パレスチナ自治区ガザ地区への支援活動などを行う石川雅之さんは、ガザ地区に住む友人と連絡が取れず、無事を祈り続けている。
<パレスチナと仙台を結ぶ会 石川雅之 代表>
「とにかく直ちに停戦して、ガザの人が1人も殺されないでほしい。とにかく生き抜いてほしい。そのために私たちはできるだけのことをしたい」
一方、仙台市内で中東料理の店を営むイスラエル出身のソメフ・ロイさん。日本人女性と結婚し仙台で暮らして18年になるロイさんの親族は、イスラエル軍としてガザ地区でイスラム組織「ハマス」との戦闘に参加しているという。
<イスラエル出身 ソメフ・ロイさん>
「家族がみんな待っているのでもちろん国を大事にしてもらいたいけれど、自分たちの身体も安全にいてもらいたい」
「平和をずっと願っている人もいるので、その人たちがなにも悪いことしていないのに死んでしまっていることもある。パレスチナ人もかわいそう、関係ない人ハマスではない人が死んでしまうっていうのはすごい虚しい」
双方の犠牲者が増え続けるいま、1日も早い停戦を祈り続けている。