【去年の猛暑の影響】例年より2週間ほど遅い「養殖ワカメ」の収穫(宮城・気仙沼湾)
宮城・気仙沼湾では、去年の猛暑の影響で例年より2週間ほど遅く養殖ワカメの収穫が始まった。
気仙沼市の杉ノ下漁港では、収穫したワカメを90度に熱した海水で茹でて塩蔵ワカメに加工するボイル作業が行われている。
気仙沼湾では、去年の猛暑の影響でワカメの発芽が遅れたため、収穫は例年より2週間ほど遅く今月28日から始まった。
収穫の遅れに加え、1月21日からの大しけでワカメが流される被害に遭い、収穫量は2割ほど減る見込みだ。
ワカメ漁師・藤田純一さん「今年は色、艶ともに品質は良いです。油、資材、人件費も高騰しているので、少しでも高い値段で取引されることを願っています」
塩蔵ワカメは、2月27日に初入札が行われ、全国に出荷される。