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「天候や雪の状況を見極めて」冬山での遭難を想定 救助訓練(宮城・川崎町)

2025年2月12日 11:59
「天候や雪の状況を見極めて」冬山での遭難を想定 救助訓練(宮城・川崎町)

冬山での遭難を想定した救助訓練が、宮城・川崎町で行われました。

川崎町のスキー場跡地で行われた訓練は、冬山での救助技術向上を目的に大河原警察署が行ったもので、警察官と地元の山岳遭難救助隊員約20人が参加しました。

訓練想定は、なだれが発生し男性1人が雪に埋まっているというものです。

150センチの雪が積もる中を歩いて捜索し、遭難者が発する電波を探知する機器「ビーコン」を使って遭難者が埋まっている位置を特定し、救助しました。

この後、遭難者をシートに包み、搬送するまでの手順を確認していました。

大河原警察署・相沢篤地域課長
「天候ですとか雪の状況などを見極めて、決して無理な登山をしないように登山者の方には気を付けていただきたいと思います」

宮城県内では、去年1年間で前年より1件多い21件の山岳遭難が発生し、2人が死亡・1人が行方不明となっています。

最終更新日:2025年2月12日 11:59
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