43歳で『純烈』加入の波佐見町出身 岩永洋昭さん「故郷へ感謝の思いを込めて」長崎初凱旋に密着《長崎》
特集は人気歌謡グループ「純烈」のコンサートにカメラが密着しました。
波佐見町出身の新メンバーも出演しての凱旋ライブ。
ふるさとへの思いを込めてステージに立ちました。
▼ふれあい重視の「純烈」 コロナ禍あけ久々の長崎公演
長崎市にある長崎ブリックホールに到着した4人の男性。
スラッと背が高く、甘~いマスク。
(到着したメンバー)
「おはようございます」
人気歌謡グループ『純烈』です。
元戦隊ヒーローの俳優を中心に、2007年に結成。
メンバーのひとり 岩永洋昭さんは、波佐見町出身。
2023年1月、43歳で初加入しました。
▼長崎から人気歌謡グループ『純烈』のメンバーに
(岩永洋昭さん)
「話には聞いていたけど、(純烈ってグループは)こんなに全国飛び回ってやるんだと、驚きから入り、必死に食らいついていかなきゃって。 精一杯の1年だった」
( リーダー 酒井一圭さん)
「新しくチャレンジャーとして岩永が登場することによって、白川がメンバーの白川がアドバイスしたり、彼らが逆に成長している感じがするし、いい刺激になっている。雰囲気を楽屋を見てても思う」
1年で立派に純烈の一員となった岩永さんを、ほかのメンバー2人は・・・。
(後上翔太さん)
「真っすぐだし、すごく素直なところが多いと思う」
(白川裕二郎さん)
「コツコツとやる姿を見ていて、いくら疲れていても忙しくても、やらなきゃいけないと彼の背中を見て思っている」
▼亡き母への思いも胸にふるさとへ感謝を伝えたい
いつもは軽快な曲で始まる 純烈のステージ。
ですが、今回は岩永さんの唯一のソロ曲、バラードからスタートします。
地元長崎での初のステージは、リーダー酒井さんの粋な計らいでした。
(リハーサルで指導)
「間奏でお辞儀して、拍手をもらえたら・・・」
( リーダー 酒井一圭さん)
「岩永に歌ってもらって。(ステージ)最初におめでとう、ありがとうという姿をぼくも見たいので。1曲目からそうした」
歌うのは、母への思いが込められた曲でした。
(岩永洋昭さん)
「亡くなった母親のことを想うような歌。今回見てくれていたらよかったけど。ちょっとでも成長できているのであれば、その成果を(故郷のみんなに)見せられたらという思いが、(緊張よりも)強いかもしれない」
女で一つで育ててくれた、今は亡き母。
そして一生懸命 応援してくれるふるさとへの感謝の気持ちで、舞台に立ちます。
▼2時間以上前から凱旋コンサートを待ちわびるファンの姿
開演の2時間前、会場にはすでに、多くのファンの姿が・・・。
(ファン)
「手作り。孫が作ってくれた。岩永さんの優しそうな目がいい」
(ファン)
「すごくワクワクする。見ていて元気が出る」
中には、純烈デビューのの岩永さんの様子を知る人も。
(東京から来たファン)
「この人純烈で大丈夫かしらと思ったけれど、さすが。今は純烈で違和感を感じないぐらいに頑張っているので、応援している。もう馴染んだ」
楽屋では、スタッフがメンバーの衣装準備をしていました。
(スタッフ)
「岩永さんはオレンジ色です。これを着て1年頑張ってくれた」
(岩永さんとスタッフ)
「(衣装は戦隊ヒーローの)戦闘服」
(後上翔太さん)
「戦闘服って話している横で、超着づらい」
(岩永洋昭さん)
「行ってきます。楽しみます」
▼いよいよ初の凱旋ステージへ
今回の公演は2部構成。1部は、今注目の若手演歌歌手 諫早出身の松尾雄史さんのステージ。
そして2部が、純烈のコンサート。
メンバーにとっても久々の長崎でのステージは、岩永さんのソロ曲「汐風ららばい」でスタートしました。
♬ 偉くなくてもいい 強くなくてもいい
優しい人でいなさいといつも言われてた ♬
(岩永洋昭さん)
「何度も泣きそうになって。裕二郎さんが(代わって歌えるように)後ろでスタンバイしてるよと。なんとか歌えてよかった」
( リーダー 酒井一圭さん)
「長崎の皆さん、こんにちは、純烈です。そして岩永洋昭、長崎県波佐見町出身。良かったな。こんだけ2階席も満席やで」
(岩永洋昭さん)
「嬉しいです。本当に」
4人が客席全体をまわり、ファンと触れ合うのも純烈ならでは。
「プロポーズ」「だって巡り合えたんだ」など、おなじみのヒット曲を次々と披露すると、会場のボルテージも最高潮に。
(岩永洋昭さん)
「(ファンが)熱かった。変な緊張感というか高揚感。知った顔はいっぱいいた」
(ファン)
「感動した。うれしい」
(ファン)
「親子三代で来た。岩永さんが今、すごく上手でびっくりした」
(ファン)
「最高だった。また来ます」
多くの歓声や笑顔に包まれた 純烈・岩永さんの凱旋公演。
大成功で幕を閉じました。
(岩永洋昭さん)
「拍手の大きさ温かみが違うのかなって、勝手なぼくの感じ方だけど。自分が思っている何倍も、周りの人が喜んでくれるとまざまざと感じた1年だった。身近な人からファンの人、いろんな人を喜ばせるため頑張らなきゃと いう気持ちで、引き続き頑張りたい」