厳しい残暑に “ハニーミルクかき氷” はいかが? “養蜂家” が考案 こだわり蜂蜜スイーツ《長崎》
8月にオープンした “養蜂家” が手がける専門店。
『ハチミツをもっと身近に』
こだわりのメニューで魅力を発信します。
諫早市下大渡野町に今月3日オープンした直売所。
並んでいるのは、“ハチミツ” です。
店を手がけたのは1995年創業「坂口養蜂」の2代目、坂口 彰さん。
もとは自宅でハチミツを販売していましたが…
(坂口養蜂2代目 坂口 彰さん)
「家に買いに来てくださっていたお客さんは、ずっと自分たちがハチミツの準備をしているときに外で待っていることが多くて、ずっと申し訳ないと思っていた。直売所を作って少し休憩できるスペースを作れたらと思った」
坂口養蜂では、諫早市内の6か所に巣箱を設置。
4月から6月の3か月間で、約2トンの天然ハチミツを採取します。
(坂口養蜂2代目 坂口 彰さん)
「ここが坂口養蜂の養蜂場。西洋ミツバチと言って 4月から6月までの間だったら何回も採れる。
透明度と味には結構 自信がある。採蜜をするときに、巣礎(巣の形をつくったもの)を 毎年新しいものを使っているので、結構 きれいなハチミツが採れるのでこだわっている」
店には、ハゼやミカンなどの花から集めた4種類のハチミツや、ローストしたアーモンドやクルミなどを漬けこんだ「ハニーナッツ」が並びます。
また イートインスペースでは、ハチミツを使ったオリジナルメニューが楽しめます。
ハニーレモンとハチミツ梅、それぞれを炭酸で割った2種類のドリンクのほか、カキ氷も4種類。
中でも人気なのが…
(坂口養蜂2代目 坂口 彰さん)
「ハニーミルクカキ氷です」
多良岳の湧水で作った氷を削り、特製のミルクソースとハゼのハチミツを、2回にわけてたっぷりとかけました。
(坂口養蜂2代目 坂口 彰さん)
「(ハゼのハチミツは) 一番くせがなくて食べやすいハチミツ。ハチミツ(の良さ)をわかりやすく食べてもらうために、ハニーミルクカキ氷にした」
そして4日から販売している新作が、東彼杵産のほうじ茶パウダーをあわせた新作『ほうじ茶ハニーミルクかき氷』です。
(坂口養蜂2代目 坂口 彰さん)
「料理にも使いやすいし、スイーツにもなる万能なハチミツなので、広めていきたい。ハチミツを買いに来てもらえる方としゃべりながら、楽しく過ごせたらいい」
“おいしいハチミツをもっと身近に”
こだわりのメニューで魅力を発信します。
「坂口養蜂」の専門店は、毎週水曜日~金曜日までの営業です。
そのほかは、週末を中心に県内各地のイベントなどに出店しているということです。