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人気上昇中「サイクルツーリズム」島原半島の雄大な自然の中を自転車で観光しながら健康に!《長崎》

2024年11月16日 7:00
人気上昇中「サイクルツーリズム」島原半島の雄大な自然の中を自転車で観光しながら健康に!《長崎》

今、人気が高まっている「サイクルツーリズム」。

観光しながら健康に。新しい観光の形です。

島原半島の雄大な自然の中を、心地よい風を感じながら “自転車” で巡ります。

国土交通省が推進する自転車を活用した観光=“サイクルツーリズム”。

「島原半島観光連盟」は、2022年度から本格的に取り組みを進めています。

(島原半島観光連盟 サイクル事業担当 﨑村 光子さん)
「島原鉄道の廃線になったあたりが、サイクリングルートとして造成されていて、その活用や健康増進の目的も踏まえて、島原半島全体でみんなで盛り上げていこうと考えた」

おととし、島原半島を訪れたサイクリング客は約2000人。

観光連盟では、年間5000人を目標に掲げています。

そこで 今年8月から始めたのが『電動アシスト付き自転車』の貸し出しです。

(島原半島観光連盟 サイクル事業担当 﨑村 光子さん)
「スポーツ、アクティブ、ツアー、エコの4種類がある。上の方に行くにしたがってアシスト力が強くなる。体感が若干変わる」

がまだすドームを出発して、平成新山が見えるスポットを目指します。

(島原半島観光連盟 サイクル事業担当 﨑村 光子さん)
「スピードも通常の自転車より出ることもあるので、風や季節の香りを感じながら駆け抜ける爽快感」

電動アシスト付きなので、坂道の走行でも…。

(藤田智子アナウンサー)
「足を踏み込むだけで、軽く押し上げてくれるような感覚がする。平坦の道を走行しているような感じがして、とても楽」

道中、見えたのは雲仙普賢岳の噴火災害で被災した「旧大野木場小学校」。

景色だけでなく、地域の歴史や文化に触れることができるのも魅力の1つです。

そして最後に到着したのが、島原鉄道の線路の跡地を活用したサイクリングロードです。

(藤田智子アナウンサー)
「車よりもゆっくりとしたスピードで、島原の海や雄大な平成新山を肌で感じることができました。何より風がとても気持ちいい。心地よい風を浴びながら、とてもリフレッシュになりました。サイクリング最高」

観光連盟では島原半島を一周するルートや、島原港から雲仙温泉を経由し長崎市内に入る山越えルートなど、初級から上級まで5つのコースを提案しています。

(島原半島観光連盟 サイクル事業担当 﨑村 光子さん)
「自然に触れておいしいものを食べて、温泉を楽しんで緑も豊か。人情もあるまちなので、そういうところを感じてもらいたい」

まもなく迎える紅葉シーズン。

からだを動かしながら島原の風と魅力を五感で感じてみませんか。

電動アシスト付き自転車は、公式ウェブサイト「島原半島サイクリングイコモン」から申し込めます。

今月17日、南島原市加津佐町で電動アシスト付き自転車を “無料” で貸し出すイベントを予定しているということです。

最終更新日:2024年11月16日 7:00
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