魚種の豊富さ日本一…なのに獲れる割に食べてない⁉「さしみシティキャンペーン」県産魚を食べよう!《長崎》
(桒畑笑莉奈アナウンサー)
長崎県は漁獲量が全国2位で、魚種の豊富さですと “日本一” なんです。
獲れる魚、例えばこんなものがあります。
アジ、サバ、トラフグ。
戸石ゆうこうシマアジ・真鯛や野母んあじなどのブランド魚など、その種類は250を超えていて、一年を通じていろんな種類の魚が楽しめるというのが特徴です。
ただ、こんなデータも出ています。
総務省が発表している2021年から23年の魚介類全体の消費金額では…
1位が青木さんの出身地でもあります「富山市」。
長崎市は全国で22位とランキングでは真ん中のあたりなんです。
(青木雄大アナウンサー)
「これだけおいしい魚がたくさんあるのに、食べていないというのはもったいないきもしますね」
(桒畑笑莉奈アナウンサー)
こうした現状を踏まえて長崎市では、もっと多くの魚を味わってもらおうと、15日から「さしみシティキャンペーン」を始めました。
参加店舗の一つ、長崎市内のスーパーマーケットで取材してきました。
ヒラスに、キンメダイなどの新鮮な刺身に、寿司や海鮮丼なども並びます。
(まるたか東長崎店 鮮魚担当 中村恭大 チーフ)
「普段からヒラス、タイ、アジなどはよく売れる。もっとみなさんに魚食べてもらって貢献できたら」
県産の魚のおいしさをアピールしようと15日から始まった「さしみシティキャンペーン」。
長崎市を中心に、スーパー47店舗が参加しています。
対象商品を購入してシールを5枚集めると、抽選で「戸石とらふぐの刺身セット」か「クエ鍋セット」が当たります。
「まるたか東長崎店」では、1年を通して7種類から10種類の県産の魚の刺身を揃えているそうです。
その日の朝仕入れた魚を、店でさばいて提供。新鮮で充実したラインナップが売りです。
この日も刺身を求めて多くの買い物客が…。
(買い物客)
「刺身が一番大好き。孫たちがあした泊りにくるというから買いに来た」
(記者)
「魚はよく食べますか」
(買い物客)
「半々くらい。(長崎の魚は) おいしい」
(まるたか東長崎店 鮮魚担当 中村恭大 チーフ)
「長崎は(魚の) 種類が多くて刺身だけじゃなく、煮つけとかいろんな方法で食べられるので、いろんな魚を食べてほしい」
キャンペーンは22日までで、Instagramでは今後、各スーパーマーケットおすすめの “推し魚” を紹介していくということです。