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1万2000戸が全焼1242人が犠牲に「佐世保空襲」から79年 惨状伝えるパネル展開催《長崎》

2024年6月22日 9:30
1万2000戸が全焼1242人が犠牲に「佐世保空襲」から79年 惨状伝えるパネル展開催《長崎》

太平洋戦争末期に約1200人が犠牲となった「佐世保空襲」の惨状などを伝えるパネル展が、佐世保市役所で開かれています。

周辺の建物が跡形もなく焼き尽くされた大通りや、焼け跡を前に立ち尽くす市民の姿。

1945年6月28日深夜から29日未明にかけて起きた「佐世保空襲」の直後の様子です。

アメリカ軍の爆撃機B29が焼夷弾を投下し、市内の35%にあたる約1万2000戸が全焼、1242人が犠牲となりました。

会場には当時の惨状を伝える20点のパネルが展示されています。

(佐世保市 市民安全安心課 小林 武史 係長)
「風化することがないように、後世に伝えていきたいということでパネル展を開催している。もう79年経っているので、特に若い方にこういった戦争の悲惨さを感じてほしい」

パネル展は、佐世保市役所で6月28日まで開かれています。

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