若い世代に金融の正しい知識を身につけてもらおうと長崎市の高校で出前授業が行われました。

（十八親和銀行 松本 宗幸さん）
「金融リテラシーを身につけることは、今後生きる力を身につけることとイコール」

出前授業は県や金融機関などでつくる協議会がお金に関する知識や判断力を養ってもらおうと、高校生を対象に行っています。

（十八親和銀行 城台 浩基さん）
「この世の中は甘くない。『あなただけ』とか『これはただ』という言葉には気をつけて」

長崎南山高校では、OBでもある十八親和銀行の行員2人が、将来を見据えた資産形成の重要性や若者が巻き込まれやすい金融トラブルについて解説しました。

（参加した高校3年生）
「デジタル上のお金のやり取りが増えると思うので、利便性や、キャッシュレス（決済）の危険性などを改めて知ることができた」
「未来のことについて考えて、お金を使っていきたい」

協議会では今年度、74の高校で出前授業を実施する予定です。