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「終戦の日」に戦争の悲劇を見つめ直す 平和な世界を誓う被爆者や高校生らによる集会《長崎》

2024年8月15日 13:32
「終戦の日」に戦争の悲劇を見つめ直す 平和な世界を誓う被爆者や高校生らによる集会《長崎》

8月15日の「終戦の日」にあわせ戦争のない平和な世界を誓う被爆者や高校生らによる集会が長崎市で開かれました。

長崎市の爆心地公園で開かれた「不戦の集い」では被爆者や高校生らおよそ30人が犠牲者に黙とうを捧げました。

長崎原爆被災者協議会の田中 重光会長は、
「きょうは戦争がもたらした無数の悲劇を見つめ直し平和について考え直す日」と挨拶しました。

(活水高校平和学習部 1年濵 瑞優さん)
「被爆者の尊い命を絶対に無駄にせず私たちが次の世代にバトンをつなげていくことを誓います」

また、爆心地公園の横を流れる下の川では子供たちの平和への願いが込められた壁画「キッズゲルニカ」が展示されています。

「長崎親善人形の会」が2007年から取り組んでいて、これまでに88作品が制作されたそうです。

世界で戦争や紛争が起きている今、壁画を通して、平和の大切さを改めて考えてほしいとしていて、今月31日まで展示されています。

    長崎国際テレビのニュース