山陰道 出雲ICから出雲多伎IC間の8.9キロが開通 島根県横断の時間短縮に 経済活動・観光振興の波及効果に期待
山陰道で未開通だった出雲ICから出雲多伎IC間の延長8.9キロの区間が開通し、3月2日から通行が始まりました。
道路の供用開始に先立ち、地元の関係者など330人が、約40台の車でパレードし開通を祝いました。今回開通したのは、出雲ICから新しくできた出雲湖陵ICをつなぐ「出雲・湖陵道路」4.4キロと、出雲湖陵ICから出雲多伎ICまでの「湖陵・多伎道路」4.5キロの合わせて8.9kmです。
島根県 丸山達也 知事
「経済活動・観光振興、波及効果を最大限引き出していきたいと思っております」
総事業費は約682億円で、これにより島根県東部と西部の移動時間は約10分短縮されるということです。鳥取県から島根県を経て、山口県をつなぐ延長380キロの山陰道。開通した道路の割合はいまだ60%余りに過ぎず、早期の全線開通が待たれます。
最終更新日:2025年3月3日 18:54