「春の全国交通安全運動」 交通安全の徹底を呼び掛け 3月には児童がはねられる事故も 鳥取県鳥取市
子どもや高齢者など歩行者が安全に通行できる環境を作ろうと、4月6日から春の全国交通安全運動が始まります。6日から始まる「春の全国交通安全運動」。鳥取県鳥取市では、4月4日、交通安全の徹底を呼び掛ける運動の開始式が行われました。
開始式には交通安全指導員や警察官など約150人が参加。子どもを始めとする歩行者が安全に通行できる環境の確保や、正しい横断方法の実践などを宣言しました。
鳥取県警によりますと、去年、鳥取県内で発生した人身事故は622件、そのうち死亡事故が13件発生し、15人が亡くなっています。3月には鳥取市で9歳の男子児童が車にはねられて重体となる事故も発生しており、警察は改めて交通ルールの遵守を呼び掛けていました。
鳥取警察署 竹矢秀雄 交通第一課長
「新入学の時期になりますので、慣れない道路を小学生中学生が通ると。注意していただきたい」
春の交通運動は4月15日まで行われます。