「県民の期待に応える強く優しい警察官になりたい」 鳥取県警察学校で卒業式 8人の卒業生が警察官としての一歩を踏み出す
2月3日、鳥取県警察学校で卒業式が行われ、8人が警察官としての第一歩を踏み出しました。
3日に鳥取市の鳥取県警察学校で行われた卒業式では、去年4月に入校した新人警察官8人に卒業証書が手渡されました。高校卒業後や社会人を経験したあとに入校した8人。警察学校で約10か月間、法学や逮捕術など、警察官として現場で必要となる知識や技術を身に付けました。
鳥取県警の野村朋美本部長は「県民の立場に立って信頼される警察官を目指し、自らを律して職務に取り組んでほしい」と激励の言葉を送りました。
鳥取県警察学校 美濃左近 巡査
「県民の期待と信頼に応える強い警察を実現するため、規律を厳正に保持し、警察学校で学んだ知識、培った気力・体力を遺憾なく発揮し、磨いてきた人格・誇りと使命感を持って、愚直に職務にまい進する所存であります」
また少ない同期だからこそ、問題解決力を身に付け、強い信頼性も得ることができたと感謝の言葉を述べました。
鳥取県警察学校 佐藤優羽 巡査
「私は高校を卒業してすぐに入りましたので、自律するということをとても学んだと思っております。被害者には優しく寄り添い、被疑者は絶対に逃がさない強く優しい警察官になっていきたいです」
鳥取県警察学校 金平袈楓 巡査
「同じ志を持った同期がいるからこそ目標も立てて、しっかりと同じ志に向えたと思います。県民の期待に応えるために、人の心に優しく寄り添える、被疑者には強く対応できる警察官になりたいと思っております」
8人は鳥取・倉吉・米子の3つの警察署に配属され交番勤務を行い、県民の声に応えられる警察官として勤務します。