鳥取県北栄町で8月30日、鳥取県オリジナル品種である秋甘泉の査定会が行われました。

酸味が少なく糖度は高い。果汁を多く含んで人気の梨、「秋甘泉」。鳥取県北栄町では、30日に査定会が行われました。今年は、雨が少なく、暑い日が続いたことで干ばつが心配されていました。しかし、生産者などの対処もあって順調に成長。

倉吉梨生産部 梨共同選果場　大野 俊一 部長
「玉太りもかなり良くて糖度もかなりいい。シャリシャリ感と調和の取れた甘さをぜひ味わっていただきたい」

また、接近している台風についてはー。

倉吉梨生産部 梨共同選果場　大野 俊一 部長
「やはり早採りという形にしたくないなと。台風の勢力によっては、やむを得ない場合もあるかもわかりませんけども、できるだけ適期に収穫をしたい」

台風が停滞し、収穫が早まることがないよう気をもんでいるといいます。今年は9月5日から出荷が始まり、約122トン7400万円の販売額を見込んでいます。