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家計を直撃 「高い…でもないと走れないから」 2週連続でガソリン価格が値上がり 鳥取県内のレギュラーガソリンの平均価格が統計開始以来初めて190円を超える

2025年1月22日 17:13
家計を直撃 「高い…でもないと走れないから」 2週連続でガソリン価格が値上がり 鳥取県内のレギュラーガソリンの平均価格が統計開始以来初めて190円を超える

1月22日に発表されたレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭小売価格は、2週連続値上がりの185.1円となりました。物価高が収まらない中、補助金縮小は家計を直撃しています。

鳥取市にあるガソリンスタンドの22日のレギュラーガソリン1リットルあたりの店頭価格は190円。1月15日までと比べ、16日から22日までに1リットルあたり5円引き上げられています。


「高い。でもないと走れないからやっぱり要ります。高くても」

「高いですね。前は1000円で600円くらいおつりが来ていたけど、今は2000円でも足りない。節約って言ったって寒いのに節約もできんでしょ」

ガソリンの入れ方を変えたというこちらの女性はー。


「1回が最近2000円・3000円しか入れないことが多くて、それでも多分(月)1万、約2万円くらいはかかってる。なるべく遠くには行かないようにはなりました。遠出とかはガソリンのせいもあるけど、しなくはなりました」

補助金縮小の影響で生活にも変化が出たという声が多く聞かれました。

1月22日、経済産業省が公開したガソリン等の店頭現金小売価格調査によりますと、20日時点での1リットルあたり鳥取県内のレギュラーガソリン平均価格は前の週の185.9円と比べ4.7円値上げし190.6円。190円を超えるのは、統計調査開始以来初めてです。

また、47都道府県すべてで値上がりしているガソリン。これにより、全国のレギュラーガソリンの平均価格は、今後1リットルあたり206円程度(206.5円)まで、徐々に上昇するとみられます。これを受け、このガソリンスタンドでは補助金が縮小するにつれ、客入りは減っているということです。

ENEOS G-YOUステーション大森SS 中口遼太さん
「金土日はガソリン・軽油を1リットルあたり2円引き、オイル交換などでガソリンのクーポン券をお渡ししたり、お得に給油していただけるように工夫をしています」

政府は185円までについては補助率をゼロとしており、185円を上回る分については全額を補助するとしています。今後は状況を見定めながら補助率を段階的に見直していく方針です。

最終更新日:2025年1月22日 18:40
    日本海テレビのニュース