大賞を受賞したのは松江市の中学生 交通安全ポスターコンクール 「悲しい事故が少しでもなくなってほしい」 島根県松江市
交通ルールを守ることの大切さを訴えます。全国の小中学生を対象にした交通安全ポスターコンクールで、島根県松江市の中学生が大賞を受賞し、2月、東京で表彰式が行われました。
JA共済連が、全国の小中学生を対象に毎年開催している交通安全ポスターコンクール。今年は、全国から9万点を超える作品が出品され、各県のコンクールで選ばれた135点の優秀作品の中から大賞が決定しました。
大賞となる「農林水産大臣賞」に選ばれたのは、島根県松江市の東出雲中学校2年の村上香菜さん。
村上香菜さん
「とても大きな賞を受賞して、うれしい気持ちです」
村上さんの作品は、踏切を無理に渡ろうとする学生を描いたもの。家の近くにある踏切で見た光景をモチーフに描いたといいます。
村上香菜さん
「人を手前に置いて、奥に電車を置くことでスピード感が出るし、特に見てほしいところを細かく書いたので、危機感がパッと伝わるようにしました。悲しい事故がたくさんあるので、そういう事故が少しでもなくなってほしいなと 思っています」
小中学生がそれぞれの視点で交通安全の願い込めた作品の数々。交通ルールを守ることの大切さを訴えていました。