北朝鮮から?また…島根県沖に漂流木造船 船体に“ハングル” 人影なし
島根県の隠岐海上保安署は8日、隠岐の島町犬来から南東の海域で漂流木造船が見つかったと発表しました。
漂流木造船が見つかったのは隠岐の島町犬来の南東約3.5キロの海域です。
隠岐海上保安署によりますと、8日午後1時半ごろ、釣りをしていた人から「漂流している木造船がある」などと通報がありました。船は長さ約4メートル、幅約1.2メートルで船体の後部にハングルの表記がありました。船体はほとんど水没していて、周辺に人影や物品の漂流はないということです。
担当者は「北朝鮮の船の形状に似ている」と話していました。
隠岐海上保安署では、衝突する危険があるとして漂流木造船の位置を知らせるブイなどを設置して注意を呼び掛けています。
島根県では先月29日にも、浜田市の北方101キロの海域でハングル表記がある長さ5メートルの漂流木造船が見つかっています。