磯焼けの原因「ムラサキウニ」について児童が学ぶ 養殖の様子などを見学 鳥取県湯梨浜町
海藻を食い尽くし「磯焼け」被害を引き起こしているムラサキウニについて学ぶ授業が鳥取県湯梨浜町の漁港で行われました。
鳥取県の沿岸で大量に発生し、磯焼けの原因となっている「ムラサキウニ」。この授業は日本財団の海と日本プロジェクトの一環で行われたもので、泊小学校5年生の児童が泊漁港を訪れ養殖の様子を見学しました。
泊漁港では、厄介者のムラサキウニを有効活用しようと約2500ものウニが養殖されていて、漁協の担当者はウニの身を増やすため、地元の生産者から提供してもらった規格外のキャベツを与えていることなどを説明していました。
児童
「ウニはウニでいてもいいんだけど、被害が出ないよう良い海であって欲しいなと思います」
泊小学校では来年2月に養殖したムラサキウニを使った料理が給食で提供される予定です。