地域課題の解決にむけ分野を超えた交流を図る 新たな取り組み「ミラ・クル・とっとり運動」 垣根を越えた意見交換で行政に新たな発想を 鳥取県
地域課題の解決に向け活動する団体や個人の交流を図ろうと、新たな取り組みが鳥取県で始まりました。
鳥取県の新しい県民運動「ミラ・クル・とっとり運動」。
鳥取県 平井伸治 知事
「こうやってコミュニティを作って出発をしていこうという皆さまの気概に本当に感謝しています」
7月14日、とっとり県民活動活性化センターは鳥取県内で地域づくりを行う団体や個人が分野を超えて交流できる「ミラ・クル・とっとりプラットフォーム」を設立しました。さまざまな分野の人たちが垣根を越えて意見を交わすことで、これまで行政になかった発想を取り入れていく狙いです。
交流会には鳥取県内のNPOなどから30人が参加。この日は、広報活動に使用されるロゴマークも発表されました。応募総数153の中から選ばれたのは、長野県の宮川さやかさんのデザイン。鳥取県の「と」をアレンジしたもので金色で砂丘を、紺色で海と宇宙をそれぞれ表し笑顔で明るい未来の実現を目指したロゴマークです。
そして、初めての交流会では、普段関わらない人と「つながりを持つ」ことをテーマに、団体での活動内容や活動の中で見つけた課題について意見交換を行いました。
鳥取県 平井伸治 知事
「活発に交流をしながら新しい時代の鳥取の姿を例えば防災面・子育て、いろんなことができるようになればと思っております」
今後は月に1回のペースで、オンライン交流会を開く予定だということです。