アルコールチェックの「義務化」に向け 「酒気帯び運転」の罰則や講習会を実施 鳥取県鳥取市
12月1日から車を使って働く人のアルコールチェックの義務化が始まります。これを受け、11月29日、鳥取市で交通安全講習が行われました。
2021年6月、千葉県で起きた事故。下校中の小学生の列に飲酒運転のトラックが衝突し、児童5人が死傷しました。この事故を受け、アルコールチェックの義務化が12月1日から始まります。
11月29日は、鳥取県警が講師となり、鳥取市にある総合食品商社でアルコールチェックの方法などを学ぶ講習会が行われました。講習会では、飲酒状態の視界を体験できるゴーグルを着用し、飲酒状態の危険性を体験。また「酒気帯び運転」が発覚した場合に科せられる罰則などを学び、アルコールチェックの重要性を再確認していました。
鳥取警察署 木原弘貴 交通第一課長
「職場で飲酒運転をしない、させないという意識を醸成することというのが非常に大切だと考えております。重要な業務の一環だという風に 捉えていただいて、安全運転管理をしていただくということが大事だと思います」
尾家産業株式会社 鳥取営業所小杉浩昭 所長
「社員をいかに守るか、そのために一つ一つ当たり前のことを当たり前に実施するようにさせたいと思っております」
忘年会など、飲酒の機会が増えてくる年末。アルコールチェックの義務化に伴い、飲酒運転撲滅を目指します。