暖かさが春の味覚に影響 「フキノトウ」例年よりも早めの収穫 「雪が少ないし、全体的に気温が高いですので」 島根県松江市
3月が近づき、春野菜が目立つようになりました。島根県松江市の道の駅では、早春の味覚として人気のある“フキノトウ”が少し早く顔を出しました。
島根県松江市にある道の駅「本庄」。地元野菜の販売コーナーには、「春ダイコン」をはじめ、天ぷらなどで重宝される「つぼみ菜」。パスタなど炒めものとして使われる「のらぼう菜」など、少し聞きなれない春野菜も並んでいました。
道の駅 本庄 安部寿鶴子 駅長
「春を早く感じられるので、食卓に春のものが並んでいくのは大変うれしいかなと思います」
春の味覚「フキノトウ」。2月から3月ごろにかけて旬を迎えます。しかし、今年は、少し変化がー。
道の駅 本庄 安部寿鶴子 駅長
「フキノトウが出始める時期としては、今年は例年になく少し早いかなと、暖かいとやっぱり早めに収穫できるという状況です」
道の駅に、フキノトウを出荷している松江市の松本強さんは2月28日、梅が咲く傾斜地で、毎年、顔を出しているフキノトウを次々と収穫していました。
フキノトウを出荷している 松本強さん
「例年よりか早いかもしれませんね。10日くらいかな、雪が少ないし、割と全体的に気温が高いですので、それでだと思います」
フキノトウの収穫は3月以降も例年並みに行えることが期待されています。