「仲間を大事にしていてください」トップアスリートが子どもたちにメッセージ 空手道・形の元世界チャンピオン宇佐美里香さんが特別授業 鳥取県
自らの経験を通して子供たちに努力の大切さを伝えます。鳥取県にゆかりのあるトップアスリートが小学校を訪問し、児童に特別授業を行いました。
2月26日、鳥取県鳥取市の米里小学校を訪れたのは、空手道・形の元世界チャンピオンで、現在鳥取県スポーツ協会の指導員を務めている宇佐美里香さんです。この取り組みは、鳥取県内出身のアスリートを講師として招き、スポーツの楽しさを知ってもらおうと行われています。
宇佐美さんは全校児童151人の前で空手道の形を披露。児童たちは気迫あふれる演武を真剣なまなざしで見ていました。その後、宇佐美さんから指導を受け、拳を突き出す動きを練習していました。
体験を終えた後は、卒業を控えた6年生の教室で講演が行われ、目標に向かって努力することの大切さを伝え、エールを送りました。
宇佐美里香さん
「負けたこととか、落ち込んだこととかのほうがすごく多くて、結果的に世界一というものをつかめたと思っているので。目標というものは、毎回持っていないといけないんだなと今でも感じています。楽しいこともたくさん中学校であると思います。仲間を大事にしていてください」
児童
「失敗しても、失敗を忘れずにチャレンジすることで優勝につながることが分かりました」
「支えてくれている人への感謝をもっと伝えたいなと思いました。部活とかを頑張りたいなと思いました」
鳥取県が行うトップアスリート派遣事業、2月26日は鳥取市立富桑小学校に元アマチュア横綱の西郷智博さんが訪問する予定だということです。