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自宅に放火した罪に問われている女の控訴審 被告「前向きに考え生活していく。死にたいと思ったら病院に相談する」 島根県江津市

2024年12月7日 6:12
自宅に放火した罪に問われている女の控訴審 被告「前向きに考え生活していく。死にたいと思ったら病院に相談する」 島根県江津市
2023年7月 火事の様子

去年7月、島根県江津市で、自宅に放火した罪に問われている女の控訴審が始まりました。

起訴状などによりますと、江津市の無職の女(54)は去年7月、自殺しようと考え、火をつけた新聞紙などを自宅のごみ箱に入れ、夫と一緒に住んでいた自宅1棟を全焼させたとして現住建造物等放火の罪に問われています。

一審で松江地裁は「被告の目的が自殺というのは短絡的で身勝手だった」とし、懲役2年6か月の実刑判決を言い渡しましたが、被告が控訴していました。

12月6日の開かれた控訴審で被告の弁護人は、入院しグループホームに入居するなど支援を受けながら社会に復帰する準備ができている点を強調。また、被告は「前向きに考え生活していく。死にたいと思ったら病院に相談する」と述べました。

判決は1月24日に言い渡される予定です。

最終更新日:2024年12月7日 6:12
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