受験シーズンに縁起が良い!? 原種や交配品種など200鉢が並ぶ クリスマスローズ展 鳥取県南部町・とっとり花回廊
鳥取県南部町にある「とっとり花回廊」では、冬から春にかけて咲く花が、いま、見頃を迎えています。
この冬一番の寒波の影響で雪に覆われている鳥取県南部町のとっとり花回廊。2月13日も真冬の寒さとなりました。こうした、冬から早春にかけて咲き誇っているのが「冬の貴婦人」ともいわれるクリスマスローズです。花回廊のフラワードームでは、クリスマスローズ展が開かれていて、原種や交配品種など200鉢が並んでいます。
クリスマスローズは、うつむき加減に咲く姿につつましやかで美しいと人気があります。また、花びらに見える部分は実は花びらではなく「ガク」です。その「ガク」は、散って落ちることがないため、「学が落ちない」と、受験シーズンに縁起が良いとされています。
幻の原種と称されるチべタヌスなどを交配した独特な濃い桃色などがある「ヨシノ」やフルーティーで爽やかな香りがする「グリーンダブルフレグランスピコティ」。また、島根県出雲市の園芸場で手がけられたコレクションの一つ、白地に緑色の美しい模様が映える「利休」が咲いています。
来訪者
「大好きなんです。クリスマス(ローズ)きれいだし可愛いです。一つ一つが」
「それぞれ個性があっていいですよね」
とっとり花回廊 尾西美紗子さん
「まだ少し雪が残ったり、寒い時期になるけど、これだけたくさんのクリスマスローズ。いろいろな種類がありますので、ぜひじっくり観察して、楽しんでいただけたらと思います」
この鳥取県南部町のとっとり花回廊の「クリスマスローズ展」は、2月16日(日)まで開かれています。