バスケットボールの元日本代表が小学生に指導 協調性の大切さや連携の楽しさなどを教える 鳥取県鳥取市
体育の授業の充実を目指し、全国の教育機関にアスリートを派遣する「アスリーチ」プロジェクト。鳥取県の小学校にも人気スポーツで活躍した元選手が訪れ、指導を行いました。
児童たちを沸かせたのは、一流のシュート技術。11月6日、元バスケットボール選手の小池真理子さんが鳥取市の宝木小学校を訪れ、児童に授業を行いました。小池さんは、学生のためのオリンピックと言われる大会「ユニバーシアード」の元日本代表で、実業団チームでも活躍。11月6日は、体育の授業の充実を目指す「アスリーチ」プロジェクトで宝木小学校にやってきました。そんな小池さんがバスケットボールを通じて児童に伝えたのはー。
元バスケットボール選手 小池真理子さん
「チームで協力してやるのがバスケットボールの基本になるので、個人プレーじゃなくてチームで協力してやろうねと」
グループワークやドリブルリレーなどを通じ、協調性の大切さや連携の楽しさなどを指導。児童は小池さんと触れ合いながら、ボールを元気よく追いかけていました。
参加した児童
「(コツは)投げること、思いっきり。前にお父さんとやってたけど、今はそんなやってないからまたお父さんとバスケがしたくなった」
元バスケットボール選手 小池真理子さん
「小学生の年代っていうのは、技術うんぬんっていうよりはバスケットボールってこういうスポーツなんだと知ってもらって、楽しいスポーツなんだと気づいてもらえたらうれしいです」
特別な体育の時間が、子どもたちの将来へ良い影響を与えることを狙うこのプロジェクト。鳥取県では8つの小学校で行われる予定です。