国際協力機構“JICA”と連携 外国人との共生社会構築に向けたまち歩きやヒアリングなどのワークショップを実施 鳥取県南部町
国籍関係なく共に生きていく暮らしやすいまちを目指します。鳥取県南部町は、国際協力機構“JICA”と連携し、町民と町内に住む外国人との共生社会づくりに向け本格的に動き出すことになりました。
南部町 宮永二郎 副町長
「(外国人も一緒に)誰もが安心して住める暮らしというのは、一番と思いますので、そういったものを目指していきたい」
鳥取県南部町は、11月11日から3日間かけてJICAのメンバーと合同で、現在町内で暮らしている89人の外国人との共生社会構築に向けて、まち歩きやヒアリングなどのワークショップを行いました。
11月13日にその報告会が行われ、JICAのメンバーなどが「外国人住民と地域との関わり」や「地域防災」「文化交流」など5つをテーマにそれぞれの視点で気づきや今後の課題について提案していました。
国際協力機構”JICA“ 福田茂樹 国内事業部長
「町民、外国人だけでなくて皆で一緒になって特別扱いなく生きていく社会を実現できるといいと思います。われわれとしても、一緒にやっていきたいと思います」
鳥取県南部町では、ワークショップの成果を活かして来年度から、町内の外国人との共生社会づくりに本格的に力を入れ、観光振興にも役立てたいとしています。