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シルクロードを描くことがライフワーク 日本画家・平山郁夫の作品展 文化の継承と平和への祈りが込められた作品113点を展示 島根県松江市

2025年1月17日 19:13
シルクロードを描くことがライフワーク 日本画家・平山郁夫の作品展 文化の継承と平和への祈りが込められた作品113点を展示 島根県松江市

シルクロードを描くことをライフワークに、文化財の保護活動も行っていた日本画家・平山郁夫の作品展が、島根県立美術館で始まりました。

1月17日から始まった「平山郁夫 未来へのキャラバン」。日本画家・平山郁夫は、日本の文化的ルーツを探る内に、仏教の伝来やシルクロードに興味を持ち、ライフワークとして作品を描きつづけました。また、世界中の文化財を保護する活動も行っており、会場には絵画のほかにシルクロードで集めたコレクションなど113点が展示されています。

代表作の「パルミラ遺跡を行く」は、東西交流のシンボルだったパルミラ遺跡を移動するキャラバンの様子を伝統的な屏風(びょうぶ)形式で描いています。また、平山郁夫は15歳のときに被爆。その経験から平和の祈りが込められた作品も並んでいます。

平山郁夫シルクロード美術館 平山東子 館長
「宗教とか文化の違いを超えて尊敬する気持ちであったり、文化を継承していく気持ち・平和への思いを、皆様にも見ていただけたらと思っております」

また、会場には日本のルーツを巡る取材で訪れた出雲地方を描いた作品も展示されています。平山郁夫の作品展は、3月10日まで松江市の島根県立美術館で開かれています。

最終更新日:2025年1月17日 19:14
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