地元の歴史を知ろう! 園児たちが粘土を使って縄文土器作り 「町内にある遺跡が遠い存在ではなく近づくのでは」 鳥取県智頭町
実際に手で触れながら楽しく歴史を学びました。鳥取県智頭町にある遺跡について知ってもらおうと園児が縄文土器作りに挑戦しました。
花をかたどったような模様に、中には星形のものなど。手づくり感満載の「縄文土器」。これらを製作したのは、鳥取県智頭町にある「ちづ保育園」の園児たちです。町内には「智頭枕田遺跡」と呼ばれる多くの土器などが出土した縄文時代の遺跡があります。そうした地元の歴史に触れ合ってもらおうと保育園では、園児たちが粘土を使って縄文土器作りに挑戦しました。
園児
「粘土をくっつけるところが楽しかった」
「コネコネするところがちぎれちゃって、難しかった」
2月28日から展示が始まった園児の手作り土器。完成品が初めて園児たちの前に並べられ、それぞれ思いを込めて作った作品をガラスケースの中に飾っていきました。
智頭町教育課 酒井雅代 参事
「とても元気で前向きにやってくれて、縄文時代で日常的に使われた土器が自分たちの生活にも道具として入ることで、町内にある遺跡が遠い存在ではなく近づくのではと思います」
この縄文土器の展示は、智頭町総合センターで3月12日まで行われています。