コロナ禍前の75%まで回復 フランスをテーマにした砂の美術館の来館者数を発表 今シーズンのテーマは大阪・関西万博に合わせて『日本編』 鳥取県鳥取市
鳥取市は、フランスをテーマにした前のシーズンの砂の美術館の来館者が約38万人だったと発表しました。
砂の美術館は去年4月19日から今年1月5日まで262日間、フランスをテーマにした展示を行いました。期間中の来館者の数は約38万人で、コロナ禍前の75%まで回復したということです。
鳥取市の深澤市長は、外国人観光客や少人数でのグループの来館が好調だったと説明しました。一方、2024年問題の影響で、ドライバーの時間外労働の規制が影響し、バスツアーによる団体客は前のシーズンに比べ36%減りました。
鳥取市 深沢義彦市長
「(来館者の)7割以上の方が宿泊されたということによりまして、経済波及効果は大きかったというふうに思っております。コロナ禍前の水準に少しずつ近づいてきた、回復してきた、そのような受け止め方をしているところであります」
そして、今シーズンの展示は「日本編」。4月25日から大阪・関西万博に合わせて開催する予定です。
深沢市長は、今シーズンの来館者の数を万博との相乗効果で40万人以上に増やしたいと話していました。