「一滴の水だとしても大切」 SDGsについて1年間かけて学んだことを発表 鳥取県鳥取市・青谷高校
鳥取市の青谷高校で生徒が、SDGsについて、1年間かけて学んだことを発表しました。
鳥取市の青谷高校では、発展現代社会を履修した3年生11人が、SDGsについて1年間学びました。貧困などの世界的な問題やSDGsが自分たちにどのように関わっているか、さらに、鳥取県が任命した「とっとりSDGs伝道師」の授業を受けるなどして、学習を深めてきました。
1月22日は、これまで学習してきた成果を協力してくれた人の前で発表しました。家事や育児に積極的に参加する男性のことを表す「イクメン」。そのイクメンを育てようとする取り組みを研究した生徒はー。
生徒
「育児をする男性が承認される。これが周知されることで、育児をする男性が増えることが期待されます」
また、昨年オープンした青谷かみじち史跡公園の見学でSDGsの観点から分かったことについても発表しました。
生徒
「スロープや歩道の塗装で、車いすの人が利用しやすいようになっています」
新たな視点で見学することで、誰もが利用しやすい施設であることが分かったといいます。
生徒
「海外だと(水を)使えないとか、飲めないっていうふうにされている(国もある)ので、たかが一滴の水だとしても大切だなと思いました」
生徒たちは、今後の進路の中でこの学習を生かしていきたいと話していました。