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重油に火が着火したか 油の配管を撤去する作業中に4人が重傷の見込み 警察や消防などが現場検証 鳥取県境港市

2025年3月11日 11:15
重油に火が着火したか 油の配管を撤去する作業中に4人が重傷の見込み 警察や消防などが現場検証 鳥取県境港市

3月10日、鳥取県境港市の岸壁で配管工事をしていた作業員4人がけがをした事故。11日、警察や消防が現場で事故原因の調査を行いました。

3月10日午後4時ごろ、「油の管を撤去する際に火がついてやけどをした」と近くにいた人から消防に通報があり、消防が駆け付けたところ、境港市の岸壁で油の配管を撤去する作業をしていた5人のうち4人がけがをしており、救急搬送されました。

搬送されたのは、50代の男性1人と60代の男性3人で、いずれもやけどをしていて、重傷だということです。

撤去していた配管は、漁船へ燃料の重油を供給するために使っていたということで、作業に使っていた機器から火が付き、事故が発生したと見られています。

記者
「境漁港のすぐそばにある施設で起きたきのうの事故。今日は朝9時30分から実況見分が行われています」

現場では、警察や消防など約30人が事故の詳しい状況を調べていました。鳥取県などによりますと、現場周辺ではガスは検知されておらず、現在は安全な状態だということです。

最終更新日:2025年3月11日 17:19
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