3月31日付で就任した鳥取県警の青山本部長が4月2日着任会見を開きました。

新たに就任した青山真一本部長は神奈川県出身の57歳。慶応義塾大学大学院法学研究科を卒業後、警察庁に入り、北海道警刑事部長、警察庁長官官房総務課理事官などを歴任してきました。

また、2006年には島根県警の刑事部に在籍し、家族で鳥取砂丘や三朝温泉に旅行に行っていたことなどを振り返っていました。青山本部長は、鳥取県で特殊詐欺などが増加していることを受け、資金獲得活動の解明や部門や府県の垣根を超えた捜査を進めると決意を述べました。

鳥取県警　青山真一 本部長
「数値データがあったとしてもその背景だとか、どうしてそういう数値になっているのかという理由原因を深く掘り下げて把握しなければ適切な対応は取れないんだと県の実情についてもいろんなことを見聞きして、把握する、そこからつかみ取ったことを基により良い方向になるよう努めていきたい」

また、事件事故・災害はいつどこで起きるか分からないとして、それぞれの事件の特徴を見極めて対応すると話していました。