厄介者「ムラサキウニ」に商品価値を 高校生が身入りの調査 鳥取県鳥取市
海藻を食い荒らす海の厄介者「ムラサキウニ」について、鳥取市青谷町で高校生が身入りの調査をしました。
この調査は、日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環として実施したものです。6月18日は青谷高校3年の生徒6人が参加し、漁港の船着き場の斜面や岩場など日当たりや地形が異なる4か所でウニを採取し、身入りを調査しました。
調査の結果、日当たりが良い船着き場の斜面で採取した個体の身入りが特によく、商品価値がある個体も中にはありました。
高校生
「ウニの駆除とかもしつつ、海藻も増やしつつ、場所によっての(実入り)の違いを調べていきたいと思っています」
今後、季節ごとに調査を行い、12月に研究成果を発表する予定です。