後発地震想定し対応確認 八戸市総合防災訓練「より震災について考えることができました」
八戸市は日本海溝・千島海溝で発生する巨大地震を想定し総合防災訓練を行いました。
訓練は宮城県沖でマグニチュード7.1の大地震が起きた5日後東方沖でマグニチュード8.6のより大きい巨大地震が発生した「後発地震」の想定で行われました。
大津波警報が出され湊小学校では中学生が自主防災会の人たちとテントや段ボールベッドを組み立て避難所運営の手順を確かめました。
館鼻岸壁では消防と自衛隊、民間団体が連携してがれきの撤去と逃げ遅れた人の捜索、津波で流された車からの救助訓練に臨みました。
負傷者多数の対応訓練では高校生も被災者役をつとめ治療の優先順位を決めるトリアージの訓練に取り組みました。
★参加の高校生
「より震災について考えることができました」
「貴重な体験ができて防災意識が高まりました」
訓練には青森放送なども協力し「一日イチ防災」を呼びかけていました。