弘前市はきのう雪による被害状況を発表し、登録有形文化財の建物の瓦の一部が剥がれ落ちたり小中学校で窓ガラスが割れたりしていることが分かりました。

弘前市はきのう、今月5日から10日までの雪による被害状況を発表しました。
それによりますと、登録有形文化財の旧第八師団長官舎の屋根瓦の一部が剥がれ落ちているのが7日朝に発見されました。
瑞楽園では石造りの鳥居の一部が割れていました。
落下しないよう、木で下支えする対策が取られています。
弘前市内の小中学校では窓ガラスが割れているのを職員が発見したということです。
校旗を掲げるポールの破損、倒木などの被害も確認されました。
被害があったのは小中学校の4校です。
このほかには弘前公園で新たに6本の倒木や鶏舎2棟の全壊、公民館の窓ガラスの破損など広範囲で雪による被害が確認されています。