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【速報】弘前市内の飲食店で食中毒発生 4人が発熱や腹痛などの症状 7日間の営業停止命令

2024年10月4日 18:37
【速報】弘前市内の飲食店で食中毒発生 4人が発熱や腹痛などの症状 7日間の営業停止命令

青森県は弘前市駅前町の「うまいもん処竈」で食中毒が発生したと発表しました。
9月25日の午後7時から食事をした4人のグループから「発熱や腹痛、下痢の症状がある」と、弘前保健所に連絡がありました。
調査の結果、患者3人の便からカンピロバクター・ジェジュニが検出されたことや、患者の症状がカンピロバクターによる食中毒の症状と一致していること、共通する食品が店の食事に限られることなどから、食中毒と断定しました。

食事したのは鶏レバーたたき、刺身、馬刺し、焼鳥盛り合わせ、枝豆、地鶏焼、冷奴、お通し、飲み物でした。
店では26人が食事をしていたということです。

症状があった4人は30歳代の男性3人と40歳代の女性1人で、入院はなく、すでに快方に向かっているということです。
中南地域県民局は、食品衛生法に基づいて店に対し、10月10日まで7日間の営業の停止を命じました。



<参考>
カンピロバクター食中毒は、近年、食中毒の原因として高い割合を占めています。
主な原因食品又は感染源として、鶏肉や牛レバー等の食肉関連食品、または加熱不足や取扱い不備による二次汚染等が、強く示唆されています。

■カンピロバクター食中毒予防のための注意点
① 食肉(内臓を含む。)は、生で食べることを避け、中心部まで十分に加熱しましょう。
② 調理に使用したまな板などの調理器具や手指は、十分に洗浄消毒しましょう。

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